2001年6月10日: 基礎工事 その3 独立基礎

 地中梁の施工が終わり、独立基礎の施工に入りました。基礎の概略の構造を下図に示しておきます。



 独立基礎はボイド管を用いることにしました。ボイド管の径は300mmを使用します。ボイド管は丸いため固定しにくいのですが、位置の固定と垂直を保つために、底部を地中梁にモルタルで固定しました。



 ボイド管の中心位置を決めるために、ベニヤ板で中心位置を決めて、所定の位置にセットしました。底部は地中梁にモルタルで固定しました(2001年6月4日)。



 始めは、ボイド管に一気にコンクリートを打設したのですが、バイブレーターをかけると固定していたモルタルが外れ、ボイド管が浮き上がってしまいました。そのため、それ以降は上の写真に示すように最初はボイド間の1/3程度までコンクリートを打設し、コンクリートがある程度固化してから残りのコンクリートを打設することにしました(2001年6月8日)。



 アンカーボルトのセットは、あらかじめボイド管位置決め用のベニヤ板に基礎の中心線とアンカーボルトの位置孔を空けておき、そこにアンカーボルトを差し込みます(2001年6月8日)。



アンカーボルトをセットした状態(2001年6月8日)



全てのボイド管のコンクリートの打設が終わった状態(2001年6月8日)。