音声データをデジタルデータとして記録する基本的なファイル形式として“wav”が広く用いられています。wavファイルの基本的な仕様は次の通りです。
ビットレートとは単位時間内に処理されるデータ量のことです。音声データでは次のようになります。
16(bit/ch)×44.1(k/sec)×2ch=1411.2kbps(=kbit/sec=×103ビット毎秒)
つまり、1秒間に1411200ビットのデータが処理されることになります。
現在、デジタル音声データの記録媒体として広くCDが用いられています。1セクタ当たり2352Byte(バイト:1Byte=8bit)の容量を持っています。CDの読み取り速度は1倍速では1/75秒に1セクタです。つまり、1秒あたりに読み込むデータ量は次の通りです。
2352Byte×75(1/sec)×8(bit/Byte)=1411200bps=1411.2kbps
つまり、音声データの再生に必要な処理速度はCDの1倍速の読み取り速度に等しいのです。
650MBのデータCDでは約74分間の音声データを記録出来ます。その音声データ容量は次の通りです。
1411200(bit/秒)×74分×60(秒/分)÷8(bit/Byte)=783216000Byte=746.9MB
(ただし、1MB=220Byte)
これは650MBを大きく超えています。データCDの記録容量の表記は、記録すべきデータ(図のユーザーデータ)の容量であるため、本当の記録容量はそれよりも大きいのです。650MBのデータCDの記録容量は次のように計算されます。
746.9MB×(2048/2352)≒650.4MB
サンプリングレート
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44.1kHz
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量子化ビット数
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16bit
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チャンネル数
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2ch
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ビットレート
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1411.2kbps
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ビットレートとは単位時間内に処理されるデータ量のことです。音声データでは次のようになります。
16(bit/ch)×44.1(k/sec)×2ch=1411.2kbps(=kbit/sec=×103ビット毎秒)
つまり、1秒間に1411200ビットのデータが処理されることになります。
現在、デジタル音声データの記録媒体として広くCDが用いられています。1セクタ当たり2352Byte(バイト:1Byte=8bit)の容量を持っています。CDの読み取り速度は1倍速では1/75秒に1セクタです。つまり、1秒あたりに読み込むデータ量は次の通りです。
2352Byte×75(1/sec)×8(bit/Byte)=1411200bps=1411.2kbps
つまり、音声データの再生に必要な処理速度はCDの1倍速の読み取り速度に等しいのです。
650MBのデータCDでは約74分間の音声データを記録出来ます。その音声データ容量は次の通りです。
1411200(bit/秒)×74分×60(秒/分)÷8(bit/Byte)=783216000Byte=746.9MB
(ただし、1MB=220Byte)
これは650MBを大きく超えています。データCDの記録容量の表記は、記録すべきデータ(図のユーザーデータ)の容量であるため、本当の記録容量はそれよりも大きいのです。650MBのデータCDの記録容量は次のように計算されます。
746.9MB×(2048/2352)≒650.4MB